2024/10/29

2024年10月 アプトの道マラニック レポート

 

10月16日(日)にアプトの道マラニックを開催しました。ここは碓氷峠にあった碓氷線(信越線)の廃線路で現在は遊歩道になっていて「アプトの道」と呼ばれ横川駅~熊の平までの全長約6㎞の道です。

集合は碓氷鉄道文化むらからトロッコ列車でも来られる「峠の湯」。今回もお天気があやしかったのですが、晴天になりマラニック日和となりました。参加者は30名ほどで5歳~87歳まで幅広い方にご参加いただきました。

皆さん早々到着され、オリエンテーション後にランニングとウォーキングのグループに分かれてそれぞれスタートです!

ランニンググループはまず峠の湯から横川駅まで下り、碓氷関所跡を巡って折り返し、熊の平まで約6㎞ずぅ~っと登り坂を頑張りました。途中、旧丸山変電所に寄りながらでしたが、走りたい!とトレーニングにいらした方もいて途中からは個々のペースでめがね橋までラン。この距離物足りない?ペースゆっくり?と思いながらも、マラニックなので景色も楽しみ走られた様です。めがね橋を背景に写真撮影をするため、階段で車道まで下りてパシャリ。再度アプトの道に戻り、更に折り返しの熊の平までいくつものトンネルを抜ける登り坂をランニング。ハァハァ、、、なかなか良い登りの練習になりました。さて折り返してあとは下りです。観光客も増えてきたので気を付けながら走り、途中、碓氷湖をぐるりと周遊ランしてから峠の湯でゴール!いい汗かけて、今後の大会に向けて練習になったとの声を聞きました。

ウォーキンググループは峠の湯からめがね橋に向けてゆっくり登ります。紅葉はちょっと早かったけれど、木々に囲まれ、特にススキが綺麗で秋の景色を楽しみ、写真を撮ったり、いくつもあるトンネルはレンガ造りで昔の技術に関心したりとウォーキングを楽しみました。めがね橋到着後は、ランニンググループと同様に車道に下りてめがね橋を背景に記念撮影。アプトの道に戻った所でアプトの道のボランティアガイドさんがいらしたので、15分ほど簡単にアプトの道の歴史など説明していただきました。

高低差552.5m、1000m走る間に66.7m登る急勾配のため、ドイツの山鉄道で採用されていたアプト式技術を導入し、線路の中央にノコギリ型 のラックレールを置き、機関車に取り付けた歯車をかみ合わせて登る方法。明治22年横川駅まで列車はきていたがこの勾配で延伸されず、日清戦争時、戦争物資搬送のために明治25年に工期1年7か月で全長11.2㎞、トンネル26個、橋18個を完成しましたが、501名の犠牲者がでたそうです。昔の方の労力、技術は凄い。このアプト線(碓氷線)は新幹線が開通されたため34年間で廃線になりました。今でも廃線を残して遊歩道にし、遺産を守り続けてくれていることに感謝します。

さて、ウォーキングも峠の湯へ向けて折り返し下っていきます。登りと違う景色を見ながら歩き、時間があったので峠の湯を過ぎて旧丸山変電所まで行きました。国の重要文化財でもある旧丸山変電所はそのまま綺麗に残されており、ここが駆動になっていたのかと説明を受けた後の見学だったので、いろいろ思いがありました。最後、ゴールの峠の湯までがんばて登りましょう!到着!お疲れ様でした。

 ランニンググループとウォーキンググループはほぼ同時刻にゴール!皆さん楽しまれた顔をされていました。お腹がすいた時間にもなり、今回もお弁当付きだったので、みんなでお弁当をいただきま~す!

秋空の下、芝生の上で、今日の振り返り談義や初参加の方がご近所さんだったなどそれぞれ楽しいお話をしながら、お弁当をおいしくいただきました。

 紅葉にはちょっと早かったですが、今回もお陰様で事故もなく無事に終了することができました。アプトの道は初めての方も多く、皆さんから楽しかった!の言葉がうれしかったです。

 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。   文責:K



































2024/10/06

2024年9月 妙高高原合宿レポート

 


9月14日~16日に毎年恒例の妙高高原合宿を、常宿のハイランドロッジタケゲンさんにお世話になり開催しました。今回は日帰りコースも設定し、また初参加の方も多く、楽しんでいただけるように内容を工夫しながらの3日間でした。

スタッフは早朝7時過ぎにタケゲンさんに集まりコースを確認。スタッフは妙高高原駅でお出迎えです。車でいらした方はタケゲンさん集合、タケゲンさんの送迎車で駅まで案内したスタッフ、そして煩雑な送迎を快く協力いただいたタケゲンさんにお礼を申し上げます。

今年のスタートは妙高高原駅からのマラニックです。初日は日帰りコースもあり、妙高高原駅に集合。今年は猛暑日続きだったため、熱中症対策としてスポーツドリンク、タブレット、行動食を配布、スタート前に簡単な説明をして早々にランニンググループ、ウォーキンググループに分かれてスタート。

ランニンググループは約4Km続くダラダラな登り坂からスタート。お天気が良く青空の下で暑さもあり、各自のペースでゆっくり坂道を走って行き、途中、赤倉リゾートホテル前の木陰で小休憩。汗だくでスポーツドリンクも飲み干す勢いの中、サポートカーと合流し冷たいスポーツドリンクをゴクゴク。はぁ~一息つけたぁ~。つぎは折り返しまで頑張ろう!と走っていくと景色の良いところに赤倉温泉が湧き出ていて、温かい温泉に手を付けでリフレッシュ!まだ先あるよ!足湯で折り返しだから~けれど…その前に先頭は六角堂方面へ行ってしまい…まあいっか!ってことで六角堂へ。湧き水がすごく冷たくて気持ちいい~!頭から水を浴びる人もいました。さあ、いもり池でのランチに向けて出発!ほぼ下りなのでみんな気持ちが楽になり、いもり池の手前のちょっとした登り坂を頑張り、ランチ場所のいもり池に到着。先に到着していたウォーキンググループと合流して情報交換。ウォーキンググループも楽しまれていたようでした。お弁当は豪華弁当で大好評、いもり池と妙高山を観ながらランチ休憩、時間までビジターセンターなどを見学してまったり休憩。最後、宿まで数キロがんばろう!と個々のペースで宿までラン。

稲穂や山々を観ながら走り、タケゲンに到着!お疲れ様でした。日帰りの方はここで終了です。来年は宿泊して皆さんと一緒に楽しみたい!と仰っていました。ぜひ!嬉しい!

<ここから初日のウォーキンググループレポートです>

ウォーキンググループのメンバーは11名、初参加の方も含め、幅広い年齢層のメンバーが集まりました。妙高温泉エリア、スポーツ公園を経由して池の平温泉までひたすら上り道です。9月なのに夏の日射しが照りつけ日陰を選んでのウォーキングです。

色とりどりの咲き乱れる花達、写真を撮って解説するマダムに無粋なガイドは脱帽です。いもり池停留所前には芝生広場ができていて皆さん山西先生の素足ランを思い出されていましたが、誰も靴は脱ぎません。

いもり池でのお弁当は高級レストラン御用達レベルでした。感謝です。いもり池周遊し、朝ランでは入館しないビジターセンターも楽しみました。満足満腹してからタケゲンさんまでの3キロ弱のコースは田園地帯。秋の実りに感謝しながらの到着は15時前。皆様、ありがとうございました。


 宿泊の方は苗名の湯に行く方、宿のお風呂でくつろぐ方など夕方の講義までフリータイム。山西先生が到着され、夕食前の講義開始。お部屋にみんな集合してストレッチのお話もあり、トレーニングの一部を実践。足の指の力で前に進むトレーニングだが、なかなか進まない人が多かった!毎日お家で練習しましょう!その後は参加者の自己紹介と顔合わせで終了。お待ちかねの夕食の時間になりました。今回も地物野菜やお魚など美味しいお料理が並んでいて、今日の振り返りや初めましての方とお話しをしたり、笑いありのお酒と共に楽しい夕食の時間でした。皆さん朝が早かったのか?今年は早々にお部屋に戻ってお休みになられました。

 2日目の朝は恒例の早朝ラン&ウォーキング。朝6時集合!スタート前に、今回富山から参加された90歳のSさん。山西先生と以前、対談された時のお言葉が心にささり、その言葉を書いた大きな旗を持参され、旗と一緒に集合写真の撮影。

では、それぞれのペースで苗名の滝までスタート。今年も信越5山トレラン大会が開催されていて、川沿いでランナーを応援!すごいなぁ~。がんばれ~!我々も苗名の滝までがんばろう!朝日を浴びながら早朝ランが気持ちよく滝までラン。昨夜の雨で濁っていたが見事な滝をみてもうあれから一年かぁ~と思いながら折り返しコスモスを観ながらゴール。汗を流し、朝食を済ませ、合宿のメインイベントの夢見平マラニックへ。午後のお天気が雨予報であったため笹ヶ峰牧場をカットして乙見湖からランとウォーキング合同でスタート。熊鈴鳴らしながら、なんとなくペース別で分かれ、所々で休憩しながら落ち葉のふかふか道をトレラン&ウォーク。後半は大会コースでもあるため、ランナーとすれ違いするたびに応援!がんばれ~!ランナーもびっくりでしょうね。突然、10数名の人が現れ声援を受けるなんて。みんなカッコいい!我々も刺激を受けながら進み、村の跡地あたりから雨が降り始めカッパや傘で雨対策。走るとランナーの邪魔になるので、ずっとおしゃべりしながら歩きでコースを進み、最後の方で最後尾の山西先生グループと合流。先生も童心に帰ったように楽しまれていました。そしてみんなでゴール。雨のため笹ヶ峰乙見湖休憩舎をお借りしてランチタイム。おにぎり唐揚げのお弁当をぺろりと美味しくいただきました。雨のため外でのイベントは中止としてまずは宿に戻り汗を流すことに。その後は、自己紹介がてらのトーク会に変更して開催。これが予想以上に盛り上がり、皆さんのランニング、ウォーキングの始めたきっかけや近況報告、質問など知りをたかったことがいろいろ聞けたり、何度も参加されているのに職歴を初めて知ったり、病気からの回復の話などとても良い交流の時間になり親しくなれる時間でした。司会の幹事である近藤の話は人を引き寄せる内容で熱い思いが伝わってきました。

 さあ、2日目の夕食です。昨日は80名近くの宿泊客がいたので、タケゲンさんとあまりお話できなかったのですが、今夜はゆっくりと過ごせ、笹の葉寿司や海鮮鍋、山菜、そして後からハンバーグとお腹いっぱいになりました。毎回手作りの美味しいお料理とお酒をありがとうございます。幹事のIは食事が美味しくて参加していると宣言するくらい、毎回美味しいお料理のタケゲンさん。初参加の方もお料理が美味しいから、これなら来年もお友達を誘って参加する!と嬉しいお言葉。今宵も楽しい時間でした。

 3日目の朝は残念ながら早朝は雨のため早朝ラン&ウォーキングは中止。個人行動となりました。最後の朝食も量が多いくらいのお料理をいただき、実技へ。みんなで苗名の滝へ行く前に杉野沢グラウンドで20分程度、山西先生によるストレッチ教室。からだがほぐれたところで、さあ、最後、苗名の滝までがんばろう!ランニングで行く人、ウォーキングで行く人それぞれのペースで。膝の故障で走りから離れていた参加者は近藤コーチに教えてもらいながら走り、3キロくらい休まずに走れ、喜んでいただけました。またランニングを復活すると仰っていたので、またお会いするのが楽しみです。ウォーキングの方も皆さん滝までこられ、初参加の方に迫力ある滝に感動していただきました。その後、無事にみなさん宿まで帰られ、これにて今年の合宿は終了です。

 今年も参加者のご協力もあり、怪我人、病人、事故なく終了でき、楽しい合宿となりスタッフ一同一安心。皆さんから楽しかった!また来年も参加したい!の言葉が何より嬉しい言葉です。お天気で一部変更になりましたが、また来年新たな合宿企画を考えて、皆さんに笑顔になってもらえるようにしていきたいと思います。

ご参加の皆様、いつも笑顔で対応してくださるタケゲンさんに感謝申し上げます。文責:K

写真はFacebookに掲載しています。どうぞご覧ください。

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2024/08/09

2024年7月高尾山ナイトマラニック レポート

猛暑になるこの季節の昼間にマラニックを開催するのは危険と判断し、今回は初の試みで「高尾山ナイトマラニック」と題し夕方からの開催としました。案の定、昼間の気温は35℃超えで、集合時間の17:00頃になっても32℃くらいでまだ暑い。人気の高尾山は夕方になっても多くの観光客でにぎわっていました。

高尾山口駅前広場に集合し、熱中症対策として、スポーツドリンク、バナナ、行動食などを配布、今回は以前、毎月高尾山ナイトランを行っていた晩飯後のメンバーにサポートスタッフをお願いして、ランニンググループを担当していただきました。初参加の方もいらして簡単な自己紹介の後、ランニンググループとウォーキンググループに分かれてスタート。

ランニンググループはケーブルカー山麓駅脇からのコースへ、ウォーキンググループは1号路で山頂へ向かいます。ウォーキンググループは1号路の整地路を進みますが、最初からそれなりの斜度の登りのため、ゆっくりペースで歩き始めるも、風がなく湿度もあり最初からすでに汗だく。それでも鳥や虫の鳴き声やお花に癒されながらお話も弾み歩が進みます。途中、なれない上り坂続きと暑さで心が折れそうになりながら、こまめに休憩し励まし合いながら登り、夜景がきれいなケーブルカー高尾山駅に到着。眼下の景色を見ながらちょっと休憩。ここからしばらくは平たんな道で元気回復!参道を通り人がいなくなった薬王院からいざ高尾山頂へ!ここからはしばらく不整地なので足元注意でゆっくりね。木道も歩き山頂はどこ?と思っているうちに山頂到着!やったぁ~!頑張りました。まだ少し明るかったのでうす暗くなるまで休憩。遠くに山々と眼下には灯りがともしび始めた街並みが見え、昼間とは違う初めての景色に感動されていました。名残惜しいですが下山開始しましょう!暗くなってきたので、ヘッドライトをつけて足元に気を付けながら進みます。帰りは下りなのでお話も復活して楽しく進み、ケーブルカー山頂駅で夜景をバックに笑顔で写真ハイポーズ!ここから整地された急な下り坂です。こんなに登ってきたの?頑張ったんだね!と感動の声もあり暗闇の中ワイワイ下っていき無事にケーブルカー山麓駅に到着。ゴールのコンビニまであと少し、頑張ろう!無事にゴール!お疲れ様でした。

ランニンググループもほどなくして到着。ジュースやアイスで内部から冷やしてクールダウン。最後は記念撮影で終了!怪我人、病人も出ずに無事に終了。暑い中お疲れ様でした。皆さん楽しまれた笑顔が印象的でした。

ここからはランニンググループのレポートです。

17:20高尾山口駅前を出発。夜の高尾山を走る晩飯後の3名をガイドに総勢8名のチームである。 ガイド1名を除いてなぜか女性ばかりの奇跡のような編成だ。 ケーブルカー駅横から高尾山登山道6号路を経て東京高尾病院へ。ここからはトレイルロード。 しっかりとした足取りで踏破し1号路に合流する。尾根筋に出ると風を感じることができる。 おなじみの薬王院から山頂に向かう。参道の売店はこの時間は閉店している。 昼間の雑踏はないが、登山者、観光客、虫取りの若者たちなどの姿が見られる。 18時過ぎのまだまだ明るい山頂に到着。ゆっくりペースだが時間は十分残っている。 もみじ平、一丁平から城山へ。ショートコースのメンバーとは一丁平で折り返しだ。 アップダウンを繰り返しながら19時過ぎに城山山頂着。新しくなった城山さんに挨拶するころ、ようやく空は暗くなってきた。 ナイトマラニックはここからが本番だ。ヘッドライトの光で夜道を照らしながらのランニングはまさに非日常の世界だ。 暑さを忘れさせる夜景と少しだけ涼しくなった空気を感じながら、久しぶりの夜の高尾山を満喫することができた。 毎月開催されていた晩飯後を懐かしく思い出した。 予定通り20:30に高尾山口のコンビニに到着。初対面のメンバーともお話ができたので、ランニングを通して世界が広がったように思う。 ランニングとウォーキング、ともに楽しめる企画、行動食、水の提供など熱中症対策も十分で、初心者も安心して参加できるイベントだった。 これかも機会があれば開催していただきたいものだ。

文責:K


ここからは写真をお楽しみください。